Brooks Koepka(ブルックス・ケプカ)選手のスイング解説 【全文書き起こし】

Brooks Koepka(ブルックス・ケプカ)選手のスイング解説 【全文書き起こし】 2:18

動画の内容 (全文書き起こし)

皆さんこんにちは、高橋輝です。今回はブルックス・ケプカ選手のスイングを見てみたいと思います。今回も「高橋塾スイング研究会」の皆さんの分析を元にお話を進めていきたいと思います。

彼はブッチ・ハーモン門下生で、特にロングアイアンの精度が高いことで有名です。メジャータイトルを持つ、世界ランキング 現在4位(※2018年7月21日)の実力者で、今後も非常に大きな期待をされている選手です。

彼の特徴は色々とありますが、まず「右腕のスナップを最大限に利用している点」です。

ダウンスイングでは右ヒジがかなり内側に入り、ハンドファースト度を大きくし、低く長いインパクトを作りながら右腕のスナップで相当な押し込みをしていることが挙げられます。また、スイング速度が速いのは、腰を止めたままテークバックをするワインディング度が非常に大きいため、トップでぶつけた反動が大きいからです。

これは30年前の欧米選手から始まり、現在は世界的な主流ですが、身体の張りを大きくして軸のブレを最小限にする技術です。欧米男子は、度合いの違いもありますが、ほとんどこのワインディングを入れていますので、超高速打法でもブレにくい打ち方になっています。

また、テークバックでは左肩を下げるフォームによって、下から引っ張るように、上半身を圧縮して体の張りを大きくし、エネルギーを十分に貯めることができる「バンプのタメ」を作っています。しかもこれ自体も、軸のブレを制御する作用があります。

この沈み込むような動きは、タイガー打法では足をも使って踏み込みを大きくしていますが、ケプカは足による沈み込みはなく、上半身の圧縮によるタメだけにして上下運動を控えています。

スピースのように左ヒジをフォローで抜く形ですが、方向出しとして引っかけにくく、また、右手で押し込み、左手で引き戻しをするためにヒンジ度が大きくなってヘッドスピードが上がっています。

参考になりましたでしょうか。

引用元:YouTube

関連するゴルフの動画

世界のトッププロ・男子カテゴリの最新動画