Louis Oosthuizen(ルイ・ウーストハイゼン)選手のスイング解説 【全文書き起こし】

Louis Oosthuizen(ルイ・ウーストハイゼン)選手のスイング解説 【全文書き起こし】 2:46

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皆さんこんにちは、高橋輝です。今回は、ルイ・ウーストハウゼン選手のスイングを見てみたいと思います。

彼は南アフリカの選手で、2011年からアメリカツアーに参加していますが、それまではヨーロッパツアーがメインでした。

世界のメジャー大会は29回参戦中、15回しか予選を通過してはいないんですけれども、その中でトップ25が10回、トップ10が5回、トップ5が4回、2位が3回、そして優勝が1回あります。2位はプレーオフでババ・ワトソンとかですねジャック・ジョンソンに負けて優勝を逃しています。

彼のドライバーは、この数年間の平均が約300ヤードで、マキロイの平均よりも約10ヤードほど短いんですが、2010年の全米選手権ではマキロイを抑えて堂々と優勝しています。

スイングの特徴は、非常におとなしい、ブレの少ない、安定した振り方をするところです。

その理由は「上下運動が非常に少ない」こと、そして軸がからだ中心軸ですので「頭が動かない」ことなどで、とてもスムーズに回転をすることができています。しかも、しっかりと体重移動をしながら身体全体を弓なりにして、腰の開きのキレによって捻転度を上げてエネルギーをしっかりとタメて打っています。また、蹴りは少ないんですがしっかりと右足を突っ張って、インパクトでは「右足に体重が乗った状態で打つ」ことと、腰の逆回転の運動によって上半身を走らせて「しっかりと押し込みをしている」ところなどで飛距離を出しているようです。

身長もマキロイと全く同じで、体格のアドバンテージは少ないにもかかわらず、身体全体をまんべんなく使った非常に効率の良い打ち方をしています。また、アイアンのコントロールショットの精度が高いために、バーディーチャンスが多く、そしてアプローチ、特にラフからのパーオン率が非常に高いことなどが、この成績に結びついているようです。

また、「ヘッドの引き寄せ」や「アンヒンジ」によってヘッドを走らせていますので、スイング速度はゆっくりに見えてもヘッドスピードはかなり上がっているようです。

テークバック時の左手首はアドレス時と全く同じですので「ヘッドの引き寄せ度」が大きく、左ひじをトップで多少ですが曲げて、インパクト時にはしっかりと伸ばすことでムチの効果を使うことなど、細かな部分でも「飛距離を稼ぐ動作」が入っています。

以上です。

引用元:YouTube

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